【骨盤矯正】O脚と骨盤の関係・改善にかかる期間などをご紹介
O脚には骨盤の位置や状態が大きくかかわっています。骨盤矯正など、複数の対策方法を組み合わせて骨盤の歪みを整え、正しい位置に戻すことが重要になります。こちらでは、O脚と骨盤の関係、改善にかかる期間、骨盤矯正の適切な頻度、日常生活でのサポート方法などについて解説いたします。
【横浜・骨盤矯正】O脚とは?
O脚とは、脚を揃えて立った際に、膝の間に隙間ができてしまう状態を指します。O脚の定義は、両膝関節の中心点間距離と、両足関節内果間距離の比率を用いて数値化されます。
- 軽度:1.0~2.0
- 中等度:2.0~3.0
- 重度:3.0以上
O脚は、見た目の印象だけでなく、膝痛・腰痛・肩こり・猫背・歩行困難などを引き起こす可能性があります。また、O脚を放置すると、変形性膝関節症などの関節疾患のリスクを高める可能性も指摘されています。O脚の原因は、先天的な骨格の要因や生活習慣、筋力バランスの乱れなど、様々な要因が複合的に影響していると考えられています。治療が必要なほどのO脚は医療機関の受診が優先ですが、O脚改善のアプローチの一つとなる骨盤矯正に興味がありましたら、横浜ロイヤルカイロプラクティックへご相談ください。
O脚と骨盤の関係
O脚の原因と骨盤の歪みの関連性
O脚と骨盤の歪みには密接な関係があります。骨盤の後傾や回旋、左右の傾きなどで下半身全体のバランスが崩れると、O脚が引き起こされます。特に骨盤の後傾は、O脚形成に大きな影響を与えます。骨盤が後ろに傾くと股関節が外側に開くため、膝が外側に向かって開き、O脚の状態になりやすいです。また、骨盤の歪みは単独で起こるわけではありません。脊椎全体のアライメント(配列)とも関連しており、腰椎の湾曲の変化、胸椎の状態、頸椎の位置などが骨盤に影響を与えます。O脚の改善を目指す場合、骨盤や脊椎全体のアライメントを確認することが重要です。
骨盤矯正が与える影響
骨盤矯正で得られる影響は以下のとおりです。
脚の長さの調整
骨盤が歪むと、左右の脚の長さに差が生じることがあります。骨盤矯正によって、左右差の解消につながります。
筋肉バランスの是正
骨盤の歪みは周囲の筋肉にも影響を与えます。矯正によって筋肉のバランスを整えることで、脚のアライメントを改善します。
姿勢の改善
骨盤矯正は全身の姿勢改善にもつながります。正しい姿勢を保つことでO脚の悪化を防ぎ、改善を促進します。
歩行パターンの修正
骨盤の歪みは歩き方にも影響を与えます。矯正によって正しい歩行パターンを取り戻すことで、O脚の改善が期待できます。
関節への負担軽減
骨盤が正しい位置に戻ることで、膝や足首への過度な負担が軽減されます。O脚の悪化を防ぐとともに、改善を促進します。
骨盤矯正はO脚改善のアプローチの一つとなります。適切な方法で継続的に行うことが大切です。
O脚の改善にかかる期間
O脚の程度によって改善にかかる期間は異なります。一般的に、軽度・中度・重度の3段階に分けることができます。
軽度のO脚
軽度の場合、比較的短期間で効果を感じられることがあります。1ヶ月程度で改善が見られるケースもあれば、3ヶ月程度の継続的な施術で実感できるケースもあります。
中度のO脚
中度の場合、より継続的な矯正が必要となります。個人差はありますが、3~4ヶ月程度の期間が一般的で、回数の目安は15回前後です。
重度のO脚
重度の場合、長期的なアプローチが必要です。6ヶ月以上の継続的な施術が多く、中には1年以上の施術計画を立てることもあります。定期的な施術と調整が重要です。
ただし、これらの期間はあくまで目安であり、個人の体質や生活習慣、取り組み方などによっても大きく変わるケースは少なくありません。また、日常生活での姿勢や運動習慣などの要素を組み合わせることで、より効果的にO脚の改善を目指せます。
骨盤矯正の適切な頻度
骨盤矯正は適切な頻度で施術を受けることがポイントです。個人の状態や目的などによって異なるものの、一般的には以下のような頻度で行われます。
初期集中期:週2~3回
骨盤の歪みが顕著な場合や早期の改善を目指す場合、週に2~3回の高頻度で矯正を行います。集中的なアプローチを通して骨盤の位置を正しく戻し、周囲の筋肉や靭帯を調整します。
維持期:週1回または隔週
初期の改善が見られた後は、週1回または2週間に1回のペースで定期的に矯正を受けることをおすすめします。日常生活で生じる歪みを防ぎつつ、良好な状態を維持できます。
個々の状態に合わせた頻度調整の重要性
骨盤矯正の適切な頻度は、以下の要因によって変わってきます。
- 骨盤の歪みの程度
- 年齢や体質
- 日常生活の活動量
- ストレスレベル
そのため、施術者とも相談しながら、自分に適した頻度を見つけることが大切です。また、施術の状況を確認しながら、頻度を調整していくこともコツといえます。
骨盤矯正は継続的に行うことで効果が持続します。ご自身の体調や生活リズムなどに合わせて、無理のない範囲で定期的に受けることをおすすめします。
O脚改善に向けて!日常生活でのサポート方法
正しい姿勢の維持:立ち方・座り方のポイント
O脚改善には、日常生活での正しい姿勢維持が欠かせません。立ち方と座り方のポイントを押さえて意識的に実践することで、骨盤の歪みを防ぎ、O脚の改善を促進できます。
立ち方のポイント
足を肩幅に開いて体重を左右均等にかけたら、かかとを少し内側に向けて膝が真っすぐ前を向くようにします。お腹を軽く引き締め、骨盤を立てます。胸を張りすぎず、自然な状態で背筋を伸ばします。顎を引き、耳と肩が一直線上にくるようにします。
座り方のポイント
椅子に座る場合は深く腰掛け、坐骨に均等に体重をかけます。骨盤を立て、おへその下(丹田)に自然と力が入るよう上半身を調整します。太ももを床と平行にし、かかとを床につけます。かかとがつかない場合は台を使用するとよいでしょう。
床に座る場合は正座や体育座りなど、複数の座り方を適宜変えます。背筋を伸ばし、骨盤を立てた状態を保ちます。長時間同じ姿勢にならないよう、こまめに姿勢を変えることがコツです。
これらのポイントを意識しながら、日々の生活の中で正しい姿勢を心がけましょう。初めは違和感を覚えるかもしれませんが、継続することで自然と身体が覚え、O脚改善への近道となります。また、姿勢を正すことで身体の歪みが軽減され、肩こりや腰痛などの予防にもつながります。
O脚改善に役立つストレッチと簡単な運動
O脚の改善には、適切なストレッチと運動が重要です。骨盤の位置や筋肉のバランスを整えるのに役立ちます。
内転筋ストレッチ
- 座った状態で足を広げ、両手で床を押しながら内もも側を伸ばします。
- 30秒間キープし、3セット行います。
腸脛靭帯ストレッチ
- 立った状態で左足を右足の後ろに交差させます。
- 左腕を頭上に伸ばし、右に身体を倒します。
- 20秒間キープし、2~3回繰り返します。
スクワット
- 肩幅に足を開き、つま先は少し外側に向けます。
- お尻を後ろに引くようにしながら、膝を曲げていきます。
- 10~15回を3セット行います。
サイドステップ
- 横向きに立ち、足を肩幅より少し広めに開きます。
- 横に1歩ステップし、反対の足を寄せます。
- 片側10歩ずつ、左右2~3セット行います。
バランスボール
- 仰向けに寝て、足の間にバランスボールを挟みます。
- ボールを内側に押し付けながら5秒間キープします。
- 10~15回を3セット行います。
これらのエクササイズを毎日10~15分程度行うことで、O脚改善の効果が期待できます。ただし、痛みを感じる場合は無理をせず、医療機関に相談することをおすすめします。
靴選びと歩き方
O脚の改善には、適切な靴選びと正しい歩き方が重要です。以下のポイントを意識して、日常生活での改善を目指しましょう。
靴選びのポイント
- 足のアーチをサポートする中敷きがある靴がおすすめです。
- かかとが安定し、つま先に十分な余裕がある靴が適しています。
- ヒールの高さは3cm以下が理想的です。
正しい歩き方のテクニック
- かかとから着地し、つま先で蹴り出すように歩きます。
- 歩幅を広げて腕を大きく振るなど、バランスの良い歩行を心がけます。
- つま先は真っすぐ前を向け、内股や外股にならないよう注意しましょう。
日常生活での意識ポイント
- 立っているときは、足を肩幅に開いて重心を均等にかけましょう。
- 座るときは背筋を伸ばし、足を組まないようにします。
- 階段の上り下りは、一段ずつ確実に足を置いて行います。
これらのポイントを意識しながら、日々の生活の中で少しずつ改善を積み重ねていくことが大切です。継続的な取り組みによって、O脚の改善と美しい立ち姿勢を目指しましょう。
O脚改善に向けた骨盤矯正の期間中に避けたほうがいいこと
骨盤矯正は、歪んだ骨盤を整える施術です。しかし、施術後も日常生活の中で悪い姿勢や習慣を続けてしまうと、せっかく整えた骨盤が再び歪んでしまう可能性があります。
骨盤矯正中に避けるべきこととして以下が挙げられます。
同じ姿勢を長時間続ける
デスクワークや長時間の立ち仕事など、同じ姿勢を長時間続けると、体に負担がかかり、骨盤が歪みやすくなります。こまめな休憩を挟んだり、ストレッチをしたりして、体を動かしましょう。
足を組む
足を組む癖があると、骨盤が歪みやすくなり、O脚を悪化させる可能性があります。足を組む代わりに、両足をそろえて座るようにしましょう。
高いヒールを履く
高いヒールを履くと重心が前にかかり、骨盤が後ろに傾きやすくなります。普段からフラットな靴を履くように心がけましょう。
重いものを片手で持つ
重いものを片手で持つと、体が左右に傾き、骨盤が歪む原因になります。重い荷物を持つときは、両手で持ち、体の中心に近い位置で持つようにしましょう。
骨盤矯正中は日常生活の中でちょっとした工夫をすることで、施術効果を長く保つことができます。上記に挙げたことに加え、バランスのよい食事や十分な睡眠も大切です。
横浜周辺で骨盤矯正を受けるなら横浜ロイヤルカイロプラクティックへ
横浜周辺で骨盤矯正や整体などに興味をお持ちの際は、横浜ロイヤルカイロプラクティックをご利用ください。女性の健康・美容維持を第一に考えながら、一人ひとりに適した施術をご案内しております。施術の内容や流れ、頻度・目安、料金などの疑問点・不明点についても丁寧にお答えいたします。気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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