寝違えて首が動きにくくなって痛みに耐えている人も多いものです。
こうした寝違えによる痛みは、どのようにすれば治るのでしょうか。
寝違えた症状の治し方について見ていきましょう。
なぜ寝違えると首が痛くなるのか
寝違えると朝起きてから、非常に首が痛くなり動かすのも苦痛になりますが、これはなぜなのでしょうか。
まず寝違えという症状は、寝ている間にワキの内側にある神経がさまざまな要因により圧迫されることが大きな原因です。ワキの内側の神経のことを「えきか神経」と呼びますが、このえきか神経は首を支える筋肉につながっている神経です。よって、えきか神経が圧迫されて血行不良が生じると、そのせいで首に支障が現れてしまうのです。
寝違えが首そのものに原因があると勘違いしている人は多いものですが、このように本当の要因はえきか神経にあるのです。
寝違えを予防するには?
辛い首の寝違えですが、それでは寝違えを予防するにはどういった対策があるのでしょうか?
まず寝違えを起こしやすい人は、寝ているときの姿勢に問題があることが多いものです。まず横向きやうつむきの姿勢で寝るという人は、注意しましょう。特に寝返りを打たず、始終横を向いたままやうつむきのままというのはよくありません。できるだけ枕を利用して首に負担のかからない姿勢で寝るように心がけましょう。首が前のめりになったような姿勢も、寝違えを起こしやすくなります。
また枕が自分に合っていないことも、寝違えの原因になります。枕の高さや硬さにおいて、自分に合うものを使うことで、こうした症状の予防につながるでしょう。
寝違えてしまったときはどうすれば良い?
寝違えを起こしてしまったときは、どう対処すれば良いのでしょうか?
寝違えによる首の痛みを緩和する方法として、まず、ポイントとなるのはワキの内側です。首が痛いからと言って首をマッサージするのではなく、まずワキの下のリンパをマッサージしてみましょう。
そして寝違えを解消するストレッチ体操を行いましょう。方法としては、首の痛む側の手を後ろに引き上げて、そのまましばらくキープし、その次に肩より上に上げてまたしばらくキープします。この繰り返しを行うことで、えきか神経の血流が良くなり、寝違えの痛みが治まってくるでしょう。
けれども何日も痛みが続くようであれば、病院へ行ってきちんと診てもらうことが大切です。
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