女性は月1回訪れる生理と向き合っていかなければなりません。そして結婚することで妊娠・出産を経験することでしょう。
そんなときに生理痛、産後の腰痛とどう向き合っていくかをここでは紹介していきます。
女性特有の腰痛の原因
腰痛は男性が多くなると思っている人もいるかもしれませんが、実は腰痛は男性より女性の方が多く発症しています。これは女性特有の要因が多くあることが関係しています。
女性ホルモンの変化の伴うもの、生理痛、妊娠による体型の変化、産後の育児によるもの、女性特有の病気など、数多くの要因があり、自分がどの要因により腰痛を発症しているかを知ることが第一です。特に女性にかかわる要因として生理による腰痛、妊娠・出産に関わる腰痛について知っておきましょう。これからどちらかを経験する時にあわてないように、女性として正しい知識をつけておくことが必要となります。
生理による腰痛を知る
思春期を迎えると訪れるのが生理(月経)。この時期には性ホルモンの分泌が盛んになりエストロゲンにより女性らしい体つきになり、体内で赤ちゃんを産むための環境が整っていきます。それにより初潮を迎え、生理が始まります。生理につきものなのが生理痛です。個人差はありますが、生理中に腰痛で悩んでいる人も多いと思います。
生理中はホルモンバランスが崩れたり、冷えを起こしやすくなるので、その結果血行が悪くなることで腹痛や腰痛などの生理痛の症状が起こります。
生理痛を軽減させるには、血行を良くすることがポイントとなってきます。軽い運動をしたり、半身浴をしたり、カイロで温めたりと、とにかく体を冷やさないことが大切です。また生理痛の緩和に効く「関元」というおへそから指4本分下にあるツボを押すことで痛みを軽減することもできます。
次に妊娠・出産による産後の腰痛について知っていきましょう。
妊娠・出産による腰痛
生理痛を乗り越えると、次は結婚して妊娠・出産とあります。妊娠すると、体に大きな変化が表れます。赤ちゃんが体内にいるという象徴に、お腹が大きくなり前に突き出すようになり、腰椎も前に出てくる形となりので、背骨がゆがんで腰に負担がかかります。また、体重が増えることでさらに負担がかかり腰痛になりやすくなります。
出産を終えた後も、すぐには体力が回復しない状態での育児にはいるので産後のお母さんには腰痛がつきものです。特に出産後は赤ちゃんが子宮から出ていき、骨盤が緩い状態になり腰痛を引き起こしやすくなります育児では成長する赤ちゃんを抱っこすることで体に負担がかかります。これを解消するにはストレッチが効果的です。ゆっくり筋肉をつけることで腰の負担を軽減できます。また、整体にかかるのもいいでしょう。出産によりずれた骨盤を矯正してもらうことで腰を正常の状態に戻すことも可能です。
横浜ロイヤルカイロプラクティック
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